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2010年05月17日
オーティキッズセミナー
昨日、大阪で開催されたデンマークの補聴器メーカー オーティコンの小児難聴と補聴器のセミナー、オーティキッズセミナー出席致しました。

私自身、子どもと難聴、補聴器には特に力を入れていますので、大変勉強になったセミナーでした。
小児難聴や補聴器について今日から数回に分けてご紹介致します。
まず一つ目の講義。
『小児難聴と補聴について』 大阪市立聴覚特別支援学校 中瀬 浩一先生
ご講義の中で、新生児聴覚スクリーニング検査、1-3-6プラン、ノンリニア補聴器の調整、指向性や雑音抑制の有効性など多くのお話が聞けました。
すべてを書いてしまうと文章が、とても多くなってしまうので、今回は私が初めて知ることができた『Topdown処理』についてご紹介致します。
『Topdown処理』
例えば難聴により、おはようございます!とお話された言葉がほとんど聞き取りできずに、なにを言っているか分からなかった場合でも、キレイな発音で、おはようございます!と聞き一度情報が入ってきた後に、最初のおはようございます!を聞くとほとんどうまく、おはようございます!と聞えてくるという現象です。
まとめますと、
曖昧な音声の処理のためには、その前に明瞭な音声で既知にすることが必要です。
実際に講義の中でTopdown処理を体験しましたが、この流れで聞くと最初に分からなかった言葉が、本当に聞えてきました。
人間の可能性とても感じ、特に子どもさんの場合で、このTopdown処理をうまくお母さんやご家族の方ができるやり方はありますか?と先生にご質問しました。
乳幼児、小児の場合は、まずは言葉や音を知ることから始めることが重要。言葉や音をを知っていなければいくら明瞭な音声をきいてもTopdown処理はおこなえない。英語を知っていなければ、いくら明瞭な英語を聞いても理解できないと一緒です。
とお教え頂きました。
やはり乳幼児、小児では言語発達、習得が一番大切なことで、その後にTopdown処理をうまく活用するのこともいい選択だと感じます。
先生のご講義で、さらに小児難聴や補聴について勉強できました。
知識が増えることは大切ですし、なければならないものだと思います。ただけして頭でっかちにはならずに、子どもさんの補聴器装用についてはその子の人生がかかっている!ことを肝に銘じて本当に親身なり行動していきたいと改めて強く思いました。
次回のブログは、子どものための補聴器『Safari サファリ』をご紹介致します。
すべては『聞こえ』のために!!
私自身、子どもと難聴、補聴器には特に力を入れていますので、大変勉強になったセミナーでした。
小児難聴や補聴器について今日から数回に分けてご紹介致します。
まず一つ目の講義。
『小児難聴と補聴について』 大阪市立聴覚特別支援学校 中瀬 浩一先生
ご講義の中で、新生児聴覚スクリーニング検査、1-3-6プラン、ノンリニア補聴器の調整、指向性や雑音抑制の有効性など多くのお話が聞けました。
すべてを書いてしまうと文章が、とても多くなってしまうので、今回は私が初めて知ることができた『Topdown処理』についてご紹介致します。
『Topdown処理』
例えば難聴により、おはようございます!とお話された言葉がほとんど聞き取りできずに、なにを言っているか分からなかった場合でも、キレイな発音で、おはようございます!と聞き一度情報が入ってきた後に、最初のおはようございます!を聞くとほとんどうまく、おはようございます!と聞えてくるという現象です。
まとめますと、
曖昧な音声の処理のためには、その前に明瞭な音声で既知にすることが必要です。
実際に講義の中でTopdown処理を体験しましたが、この流れで聞くと最初に分からなかった言葉が、本当に聞えてきました。
人間の可能性とても感じ、特に子どもさんの場合で、このTopdown処理をうまくお母さんやご家族の方ができるやり方はありますか?と先生にご質問しました。
乳幼児、小児の場合は、まずは言葉や音を知ることから始めることが重要。言葉や音をを知っていなければいくら明瞭な音声をきいてもTopdown処理はおこなえない。英語を知っていなければ、いくら明瞭な英語を聞いても理解できないと一緒です。
とお教え頂きました。
やはり乳幼児、小児では言語発達、習得が一番大切なことで、その後にTopdown処理をうまく活用するのこともいい選択だと感じます。
先生のご講義で、さらに小児難聴や補聴について勉強できました。
知識が増えることは大切ですし、なければならないものだと思います。ただけして頭でっかちにはならずに、子どもさんの補聴器装用についてはその子の人生がかかっている!ことを肝に銘じて本当に親身なり行動していきたいと改めて強く思いました。
次回のブログは、子どものための補聴器『Safari サファリ』をご紹介致します。
すべては『聞こえ』のために!!
Posted by 天野慎介 at 19:00│Comments(2)
│子どものための補聴器情報
この記事へのコメント
現在、僕と同じ勤務先でC先生が「ことばの教室」で子供の特別支援をしており、この教室に入るとあいち補聴器センターより、子供の言葉関係、難聴関係の本やファイル綴りの資料がたくさんあり、感心しています。 YUMIEさんの本はありませんでした。(笑) この先生は県外の難聴関係の講義やセミナーへ積極的に参加したり、岡崎ろう学校の先生と会議したりして活躍されています。 たぶん、どこかの講義で1回ぐらいは天野さんと一緒になってると思うよ。 ふたりは知らない人同志ですが。(笑)。 C先生とすごく仲がいいので、子供の頃の時の難聴、言葉発達について熱く話してるとC先生がすごく勉強になってくれてるので理解してくれて嬉しく思っています。 いつも中日ドラゴンズ!バンザ~イ!と熱く盛り上げています。(笑)
Posted by O-MAN at 2010年11月19日 20:30
O-MANさん>
いつもコメントありがとうございます。
そうですか!お役に立てて嬉しく思っています。
私自身、特に子どもと難聴、補聴器には力を入れていますので、またなにかご協力できればなんでも言って下さい。
いつかお会いして、色々と教えて頂きたいですね!
あと野球談義も楽しそうです!今日ドラゴンズ優勝パレードですね!
いつもコメントありがとうございます。
そうですか!お役に立てて嬉しく思っています。
私自身、特に子どもと難聴、補聴器には力を入れていますので、またなにかご協力できればなんでも言って下さい。
いつかお会いして、色々と教えて頂きたいですね!
あと野球談義も楽しそうです!今日ドラゴンズ優勝パレードですね!
Posted by 天野慎介
at 2010年11月20日 16:33
