すべては『聞こえ』のために!! あいち補聴器センター社長ブログ › 子どものための補聴器情報 › 小児難聴 早期装用 『1-3-6Plan』
2008年12月16日
小児難聴 早期装用 『1-3-6Plan』
先週、東京で行われた第19回 補聴器技能者講習会の講義の中で多くの難聴、補聴器について学びました。
そのなかで筑波大学大学院教育研究科 教授 廣田栄子先生の『小児難聴、聴能訓練』についての講義をご紹介します。
★小児難聴は、早期発見!早期装用!が大切。
★小児難聴の補聴器装用は、相互補完的に行う。
まず小児難聴は、早期発見!早期装用!が大前提。
0~1ヶ月で新生児聴覚スクリーニング検査を行い、3ヶ月でさらに詳しく耳鼻科での難聴診断、そして6ヶ月で補聴器装用とこの流れが、『1-3-6Plan』といいます。
赤ちゃんは、だいたい12ヶ月から言語理解が始まるそうです。補聴器装用は、言語理解、言語習得においてとても重要だと思います。
そして早期に補聴器を装用することで、残聴が分からない場合(新生児聴覚スクリーニング検査などでは、おおよその聴力を調べることはできますが、はっきりとした数字は難しいです。)補聴器を使い、どれくらいの利得で、音に反応するのかを調べたりできるので、残聴の予想に有効です。
ここで重要なことが、ご家族の協力になります。
幼児の『ハビリテーション』は、ご家族の協力なしではうまくはいきません。
いくら早期装用を始めても、本人が嫌がるからつけない、言葉をあまり話しかけてあげないなどだと言語習得はうまくいきません。
耳鼻科医、言語聴覚士、補聴器店は、毎日見ているわけではありません。このためご家族の協力がかかせません。
補聴器の早期装用を始めたら、耳鼻科医などで定期的に聴力測定を行い、必要に応じて補聴器の調整を行います。そしてご家族は行動観察して頂き、情報を伝えて頂く。(相互補完的)
これを繰り返すことが重要だと講義でありました。
ご家族が、難聴を受け入れることは、とても大きな力がいると思います。しかし早期にハビリテーションを行うことがその子の人生を大きく左右すると思います。
先生も、その子の人生がかかっている!とおしゃられていました。
今回の講義で、小児難聴の補聴器装用の重要性を改めて認識し、当たり前ですが、本当に親身なり、その子の人生がかかっていることを肝に銘じて行動することを再度確認できて本当に有意義でした。
今後も小児難聴についてさらにしっかりと勉強をし『聞こえ』のために努力していきます!!
★旧ブログで書いていた子どもと難聴、補聴器についての記事はこちらから、
子どもと難聴、補聴器

ほめる声も、叱る声も、歌声も、雨音も、
みんなみんな聞かせてあげたい。
すべては『聞こえ』のために!!
そのなかで筑波大学大学院教育研究科 教授 廣田栄子先生の『小児難聴、聴能訓練』についての講義をご紹介します。
★小児難聴は、早期発見!早期装用!が大切。
★小児難聴の補聴器装用は、相互補完的に行う。
まず小児難聴は、早期発見!早期装用!が大前提。
0~1ヶ月で新生児聴覚スクリーニング検査を行い、3ヶ月でさらに詳しく耳鼻科での難聴診断、そして6ヶ月で補聴器装用とこの流れが、『1-3-6Plan』といいます。
赤ちゃんは、だいたい12ヶ月から言語理解が始まるそうです。補聴器装用は、言語理解、言語習得においてとても重要だと思います。
そして早期に補聴器を装用することで、残聴が分からない場合(新生児聴覚スクリーニング検査などでは、おおよその聴力を調べることはできますが、はっきりとした数字は難しいです。)補聴器を使い、どれくらいの利得で、音に反応するのかを調べたりできるので、残聴の予想に有効です。
ここで重要なことが、ご家族の協力になります。
幼児の『ハビリテーション』は、ご家族の協力なしではうまくはいきません。
いくら早期装用を始めても、本人が嫌がるからつけない、言葉をあまり話しかけてあげないなどだと言語習得はうまくいきません。
耳鼻科医、言語聴覚士、補聴器店は、毎日見ているわけではありません。このためご家族の協力がかかせません。
補聴器の早期装用を始めたら、耳鼻科医などで定期的に聴力測定を行い、必要に応じて補聴器の調整を行います。そしてご家族は行動観察して頂き、情報を伝えて頂く。(相互補完的)
これを繰り返すことが重要だと講義でありました。
ご家族が、難聴を受け入れることは、とても大きな力がいると思います。しかし早期にハビリテーションを行うことがその子の人生を大きく左右すると思います。
先生も、その子の人生がかかっている!とおしゃられていました。
今回の講義で、小児難聴の補聴器装用の重要性を改めて認識し、当たり前ですが、本当に親身なり、その子の人生がかかっていることを肝に銘じて行動することを再度確認できて本当に有意義でした。
今後も小児難聴についてさらにしっかりと勉強をし『聞こえ』のために努力していきます!!
★旧ブログで書いていた子どもと難聴、補聴器についての記事はこちらから、
子どもと難聴、補聴器

ほめる声も、叱る声も、歌声も、雨音も、
みんなみんな聞かせてあげたい。
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Posted by 天野慎介 at 11:54│Comments(0)
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