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2011年02月18日
フォナックワークショップ2011『Ambra アンブラ』
先週、大阪で開催されたスイスの補聴器メーカー フォナックワークショップ2011に出席してきました。

今回のセミナーでも新製品やフォナックの新しい取り組みなど多くを学ぶことができました。
一度のすべてお伝えしますと量が多くなってしまいますので、今日から数回に分けてご紹介したいと思います。
第1回目は、新製品 Ambra アンブラです。
★Ambra アンブラ

フォナックの補聴器の中でも評価が高いエクセリアアートの後継器種、プレミアムクラスの補聴器で多くの機能がありますが、今回は私がすごい!と思った3つに絞ってお伝えします。
1、新しい指向性
指向性は、基本的に装用者の方が向いた方向の音(音声)を聞きやすくする機能ですが、アンブラでは更に指向性が進化しました!

写真の様に、3~4人の方がいる場合でもその中でこの人!の声が聞きたいという場面があると思います。新しい指向性ステレオズーム機能は1人の方の会話に絞って焦点を当てることができます。
※ステレオズームは、マクドナルドの注文など騒がしい場所での一対一の聞きたい会話の時に威力を発揮します。

横や後ろの声に焦点を当てることができる指向性ズームコントロールも進化しました。(ズームコントロールのおさらいは、新しい『世界』が聞こえる。第7回フォナックセミナー)
以前は手動で聞きたい方向を選択していたのが今回、オートズームコントロールになりその名の通り自動的に横や後ろの音声に焦点を当てます。
※オートズームコントロールは、車の運転をされていて助手席や後方の席の方の声を聞きたいときに特に有効です。
これれらの指向性は、実際にセミナーで試聴しましたが焦点の切り替えも中々スムーズですし、横や後ろに切り替わるとそちらの声が本当に聞きやすくなりこれは聞きたい声を聞ける!と感じました。(新しい指向性は、両耳装用に対応しております。)
2、サウンドフロープレミアム

4つの環境(音楽、会話、騒がしい環境、騒がしい環境での会話)を自動的に認識して混ざり合い変化させます。
例えば音楽がある場所での会話などの環境の場合は、音楽40%、会話60%といったように、使う環境に合わせて補聴器が自ら考え、プログラムをブレンドします。
※特にアンブラでは音楽の環境に強くなり、ラップなど会話に近い音楽も認識しブレンドできるようです。
3、フッレクスボリューム

従来のボリュームは高い音から低い音まで画一的に上下させるものでしたが、フレックスボリュームは会話が聞き取りやすくなるように、周波数ごとの音の大きさを調整します。
※ボリュームを上げる場合はできるだけ会話域を大きく、下げる場合はできるだけ低音部や高音部を下げます。
アンブラの開発コンセプトである、聞きたい声を聞きたい。を実現できる新しい機能だと思います。
特に新しい指向性は、騒がしい所での会話をもっとはっきり聞きたい!車での会話もよく聞きたいという方にお勧めの補聴器です。
次回は、選べる聞こえ3×3×3 オーディオ Sをご紹介致します。
PHONAK フォナック★クリックしてみて下さい。今日ご紹介しましたスイスの補聴器メーカー フォナックのHPです。
すべては『聞こえ』のために!!
今回のセミナーでも新製品やフォナックの新しい取り組みなど多くを学ぶことができました。
一度のすべてお伝えしますと量が多くなってしまいますので、今日から数回に分けてご紹介したいと思います。
第1回目は、新製品 Ambra アンブラです。
★Ambra アンブラ
フォナックの補聴器の中でも評価が高いエクセリアアートの後継器種、プレミアムクラスの補聴器で多くの機能がありますが、今回は私がすごい!と思った3つに絞ってお伝えします。
1、新しい指向性
指向性は、基本的に装用者の方が向いた方向の音(音声)を聞きやすくする機能ですが、アンブラでは更に指向性が進化しました!
写真の様に、3~4人の方がいる場合でもその中でこの人!の声が聞きたいという場面があると思います。新しい指向性ステレオズーム機能は1人の方の会話に絞って焦点を当てることができます。
※ステレオズームは、マクドナルドの注文など騒がしい場所での一対一の聞きたい会話の時に威力を発揮します。
横や後ろの声に焦点を当てることができる指向性ズームコントロールも進化しました。(ズームコントロールのおさらいは、新しい『世界』が聞こえる。第7回フォナックセミナー)
以前は手動で聞きたい方向を選択していたのが今回、オートズームコントロールになりその名の通り自動的に横や後ろの音声に焦点を当てます。
※オートズームコントロールは、車の運転をされていて助手席や後方の席の方の声を聞きたいときに特に有効です。
これれらの指向性は、実際にセミナーで試聴しましたが焦点の切り替えも中々スムーズですし、横や後ろに切り替わるとそちらの声が本当に聞きやすくなりこれは聞きたい声を聞ける!と感じました。(新しい指向性は、両耳装用に対応しております。)
2、サウンドフロープレミアム
4つの環境(音楽、会話、騒がしい環境、騒がしい環境での会話)を自動的に認識して混ざり合い変化させます。
例えば音楽がある場所での会話などの環境の場合は、音楽40%、会話60%といったように、使う環境に合わせて補聴器が自ら考え、プログラムをブレンドします。
※特にアンブラでは音楽の環境に強くなり、ラップなど会話に近い音楽も認識しブレンドできるようです。
3、フッレクスボリューム
従来のボリュームは高い音から低い音まで画一的に上下させるものでしたが、フレックスボリュームは会話が聞き取りやすくなるように、周波数ごとの音の大きさを調整します。
※ボリュームを上げる場合はできるだけ会話域を大きく、下げる場合はできるだけ低音部や高音部を下げます。
アンブラの開発コンセプトである、聞きたい声を聞きたい。を実現できる新しい機能だと思います。
特に新しい指向性は、騒がしい所での会話をもっとはっきり聞きたい!車での会話もよく聞きたいという方にお勧めの補聴器です。
次回は、選べる聞こえ3×3×3 オーディオ Sをご紹介致します。
PHONAK フォナック★クリックしてみて下さい。今日ご紹介しましたスイスの補聴器メーカー フォナックのHPです。
すべては『聞こえ』のために!!
Posted by 天野慎介 at 19:00│Comments(0)
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