すべては『聞こえ』のために！！　あいち補聴器センター社長ブログ

デンマークの補聴器メーカー　オーティコンの子どもと難聴、補聴器の勉強会　オーティキッズセミナーの第2段は、

子どものための補聴器『SafariSP　　サファリスーパーパワー』


昨年のオーティキッズセミナーにて学んだSafari　サファリに、重度難聴対応のSafariSP(サファリスーパーパワー)補聴器が新たに加わりました。

※900、600、300の3シリーズです。






私が、サファリスーパーパワーの中ですごい！と思った3つをご紹介致します。


1、低音の重要性

子どもの向いた方向の会話を際立たせる指向性機能は、時には他の音や後方、横からの呼びかけを聞きづらくしてしまう可能性があります。

サファリスーパーパワー(900、600)では、低音は無指向性となり高音のみに指向性をかけことにより、出来るだけ後方や横方向の音(会話)を聞きとりやすくします。


2、広い周波数帯域

９００シリーズは、１００００Ｈｚまで、６００、３００シリーズは８０００Ｈｚまで音を増幅することができます。

これにより子音（特にＳ音）の明瞭度が取りやすくなり、言葉が聴きやすくなります。また会話以外の音の広がりを生み、高度、重度難聴の子どもの聞こえの可能性を広げる可能性があります。


3、コネクトラインとストリーマー



テレビや電話、更に会話を電波で飛ばし聞きやすくなるコネクトラインが、すべてのサファリスーパーパワーシリーズにて使用できます！詳しくは、

補聴器と家の電話がつながる！？オーティコン　コネクト・ライン


講義の中で、

高度、重度難聴でもどれくらい聞こえるのかではなく、どのように聞こえるのかが重要。子どもの言語発達のためにこれからもオーティコンはしっかりとサポートしてまいります。

とおっしゃられていました。


オーティコンの子どもの聞こえに対する、大きな情熱を感じました。


私もオーティコンに負けないくらいの熱い情熱を持ち続け、子どもの『聞こえ』のために！！今後も努力していきます！


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