すべては『聞こえ』のために!! あいち補聴器センター社長ブログ › カスタムIEM、インスタモールド › カスタムIEM①
2010年08月29日
カスタムIEM①
これはなんでしょうか?
カスタムIEM(イン イヤー モニター)です。
当店で耳型(インプレッション)をお取りして、中国にて作られたSさんに、完成したカスタムIEMをご紹介して頂けました。
カスタムIEMとは?
私もそこまで詳しくないのですが、ライブや音楽をレコーディングする時に、必要な音以外を遮断することと、聴覚保護のためのオーダーメイド耳栓として使うらしいです。最近、歌手の方がカラフルな耳栓を歌うときされてますよね!それがまさにカスタムIEMです。製作には、オーダーメイド補聴器と同様に耳型採取が必要となります。
SさんのカスタムIEMには、なんと大小のレシーバーが6個も入っています!補聴器には通常1個です。(左の写真のシルバーの箱のようなものです。)

SさんのカスタムIEMの特性表です。20Hzから20,000Hzまで増幅できます!レシーバー6個の威力です。これは人の可聴周波数帯(音の高さ)とほぼ一緒です。それだけ音楽には幅広い音の高さが必要ということなんですね。(補聴器ですと200Hzから8,000Hzぐらいのものいが多いです。)
実際にカスタムIEMを装用した写真です。
なんか見たことある感じですよね。そうです!イヤーモールドや耳あな型補聴器にそっくりなんです!
SさんにカスタムIEMをつけることは恥ずかしいですか?隠したいと思いますか?とお尋ねしたところ、
『まったくそんな気持ちはないです。むしろ自分に耳にあったIEMで気に入っています!』
とおっしゃられました。確かにそうでなければ青色のカラーにはしないと思います。
衝撃を受けました、、、。
もし耳あな型補聴器もSさんのカスタムIEMの様にカラーをつけれたら。補聴器という固定概念ではなく、より良い音楽を聞くために、聞こえを補うために前向きに装用し、更にオシャレに魅せる!
という考えになれれば現在、多くの方がお持ちの補聴器はできるだけ隠したいという気持ちの変化を生み出せるんではないかと思いました。
近年、テレビなどで歌う歌手の方の耳には、ほとんどカスタムIEMがあります。その多くがキレイなカラーカスタムIEMです。
もっと社会的認知度が上がり、街にカスタムIEMが溢れたら、、、。
もしかしたら耳の中に何かがあることが当たり前になり、別に補聴器を装用することが特別なことではなくなるかもしれません!
ご紹介して頂いたカスタムIEMからは、今後の補聴器に対する大きなヒントをもらいました。
私自身、補聴器メーカーさんなどに、より良い補聴器装用の参考になるような提案をしたり、今後も店頭、インターネットなどで情報発信をしていきます!
また今回、カスタムIEMをご紹介して下さったSさんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
すべては『聞こえ』のために!!
Posted by 天野慎介 at 19:00│Comments(6)
│カスタムIEM、インスタモールド
この記事へのコメント
今回は自分のカスタムIEMをブログにアップしていただきありがとうございます。
今カスタムIEMを広げるべく活動中です!
町にカスタムIEMや補聴器があふれるようがんばっていきます!
今カスタムIEMを広げるべく活動中です!
町にカスタムIEMや補聴器があふれるようがんばっていきます!
Posted by S at 2010年08月29日 19:40
これはいいですね!
カラフルな補聴器を堂々と見せています。(笑)
京都市内でカラフルな補聴器やカラーイヤモールドをつけている人を見かける事はあまりありません。多くが透明だったりします。
とくに年輩の難聴者の方ほど「補聴器をつける事は恥ずかしい」と思い込む傾向がありますが、…昔は箱形補聴器が主流だったのと、今ほど音の処理もよくなく、弁当箱並の大きさだったり、色も肌色しかなく、デザインに関する認識が全く無かった事も1つではないかと思います。
カラフルな補聴器を堂々と見せています。(笑)
京都市内でカラフルな補聴器やカラーイヤモールドをつけている人を見かける事はあまりありません。多くが透明だったりします。
とくに年輩の難聴者の方ほど「補聴器をつける事は恥ずかしい」と思い込む傾向がありますが、…昔は箱形補聴器が主流だったのと、今ほど音の処理もよくなく、弁当箱並の大きさだったり、色も肌色しかなく、デザインに関する認識が全く無かった事も1つではないかと思います。
Posted by 感謝超星 at 2010年08月29日 22:10
デコレーション補聴器も凄いけど、これも近未来的なデザインですね。
カラーコンタクトは視力の矯正用ではなくファションとして装着してます。
聴力の矯正ではなく新しいファションとしてデコレーション補聴器が文化になるチャンス有るのでは!?
カラーコンタクトは視力の矯正用ではなくファションとして装着してます。
聴力の矯正ではなく新しいファションとしてデコレーション補聴器が文化になるチャンス有るのでは!?
Posted by ライフスマイリスト 上野です。 at 2010年08月29日 23:00
S さん>
コメントありがとうございます!
こちらこそ新たな気づきをありがとうございます!本当にカスタムIEMからは衝撃を受けました。
現在の日本では、まだ補聴器は恥ずかしいと思われる方は多くいらっしゃるのは事実です。しかし町に耳の中になにかを装用するの人が増えたら、、、。
社会や考え方は変わるかもしれません!!
これからもそうなるように情報発信や自ら行動していきます!
今回はご協力ありがとうございました!またいつでもお店に遊びに来てくださいね!
コメントありがとうございます!
こちらこそ新たな気づきをありがとうございます!本当にカスタムIEMからは衝撃を受けました。
現在の日本では、まだ補聴器は恥ずかしいと思われる方は多くいらっしゃるのは事実です。しかし町に耳の中になにかを装用するの人が増えたら、、、。
社会や考え方は変わるかもしれません!!
これからもそうなるように情報発信や自ら行動していきます!
今回はご協力ありがとうございました!またいつでもお店に遊びに来てくださいね!
Posted by 天野慎介
at 2010年08月29日 23:16

感謝超星さん>
コメントありがとうございます。
カラフルな補聴器を堂々と見せています。(笑)>
はい!まさにそうなんです!でもSさんに恥ずかしいや隠したいという気持ちはまったくないのです。今後、補聴器も少し見方、捉え方を変えるだけでSさんと同じような気持ちになれる可能性があるかもしれません。
確かに今までの固定概念を打ち破るのは、並大抵のことではないとは思いますが、私はチャレンジしていきます!
コメントありがとうございます。
カラフルな補聴器を堂々と見せています。(笑)>
はい!まさにそうなんです!でもSさんに恥ずかしいや隠したいという気持ちはまったくないのです。今後、補聴器も少し見方、捉え方を変えるだけでSさんと同じような気持ちになれる可能性があるかもしれません。
確かに今までの固定概念を打ち破るのは、並大抵のことではないとは思いますが、私はチャレンジしていきます!
Posted by 天野慎介
at 2010年08月29日 23:21

ライフスマイリスト 上野さん>
コメントありがとうございます。
カラーコンタクトは視力の矯正用ではなくファションとして装着してます。>
本当にそうですね!コンタクトと補聴器は違うからとかではなく、まずはやってみる!行動してみる!ことが大切だと思います。
聴力の矯正ではなく新しいファションとしてデコレーション補聴器が文化になるチャンス有るのでは!?>
はい!それが当たり前になり、みんなが知っている、見たことがあるものになれば、文化として定着するようになると感じます。そうできるように今後も本気で努力していきます!!
コメントありがとうございます。
カラーコンタクトは視力の矯正用ではなくファションとして装着してます。>
本当にそうですね!コンタクトと補聴器は違うからとかではなく、まずはやってみる!行動してみる!ことが大切だと思います。
聴力の矯正ではなく新しいファションとしてデコレーション補聴器が文化になるチャンス有るのでは!?>
はい!それが当たり前になり、みんなが知っている、見たことがあるものになれば、文化として定着するようになると感じます。そうできるように今後も本気で努力していきます!!
Posted by 天野慎介
at 2010年08月29日 23:27
